合鍵と鍵交換

鍵交換で知っておきたい「鍵(かぎ)」と「錠(じょう)」の種類や違い

2017年07月25日 15時48分

鍵はシリンダーと呼ばれる鍵穴に差し込んで錠を開け閉めする道具です。
錠は扉そのものに仕組まれる機械的な装置です。
鍵はこの鍵と錠に分かれているのです。
それらにはどんな種類があるのかを知っておきましょう。
 

1番目は「鍵の種類」についてです。
 
●ピンシリンダー
鍵の先の片方がギザギザしているタイプで、戸建て住宅の玄関に利用されていることが多いタイプです。
鍵穴にはタンブラーとしてピンが何本か仕込まれています。
タンブラーとは鍵を回転させる部品のことです。
 
鍵を入れると鍵穴の中にあるピンタンブラーが綺麗に整列します。
外筒と中筒に分かれている中筒だけが回転することができますので施錠や解錠ができるような仕組みです。
 
近頃は防犯面での弱さが指摘されています。
玄関に使っている場合は鍵交換をしたほうがいいでしょう。
防犯性が高いものに交換することが推奨されています。
 
●ロータリーディスシリンダー
 
日本の多くの住宅で使用されていたディスシリンダーの進化版です。
防犯面の危険性をクリアしました。
鍵の先がギザギザしていたり、窪みがあるもタイプもあります。
 
鍵穴にいれると中にあるロータリー形のタンブラーが動きます。
ロッキングバーとタンブラーの切欠と呼ばれる小さな穴が一致することで内筒が回転して施錠・解錠ができます。
防犯性も高いですから住宅の玄関に利用されます。
 
●ディンプルキー
 
ピッキング被害が多くなってきて一挙に普及してきたキーがこれです。
鍵の表面に大小の異なる穴が並んでいるのが特徴ですからわかりやすいです。
構造はピンシリンダーと同じ。
ピンの数が10倍以上ですから、とても複雑で防犯対策に優れています。
住宅の玄関だけでなく金庫にも使われます。
 
2番目は「錠の種類」です。
 
●ケースロック
 
錠の機能を持っている箱形のケースです。ノブと鍵穴に区分されます。
強い強度が特徴で簡単にこじあけることはできません。
 
●インテグラルロック
 
特徴は、ノブと一緒になっている点です。
サムターンを外側から回せたり、ノブごと破壊されてしまうと防犯効果は弱いです。
サムターンとは、ドアの中側に付けられている鍵締めのつまみのことです。
 
●本締り錠
 
本締め用のデットボルトだけで風などでかってに開かないようにする仮締めのラッチボルトはないです。
補助錠として利用されることが多いですね。
 
●プッシュプル錠
 
押したり、引いたりすることでドアを開閉できる錠です。
多くのものが上と下のツーロックになっています。
 
●面付け錠
 
形はケースロックと似ています。
特徴は鍵の機能がある部分が出っ張っていることです。
強度は高いので防犯効果にすぐれています。
 
●引き戸錠
 
日本家屋の玄関の引き戸に付ける錠です。
 
いかがでしたでしょうか?
良い鍵を選ぶポイントは耐用性や防犯性です。
自宅の扉の種類や鍵の種類によっても設置できる鍵や錠は違います。
専門的な知識を持つ鍵専門業者に相談するといいでしょう。
錠前の製造業者団体の日本ロック工業会では耐用年数を10年としております。
10年以上経過しているならば鍵交換のタイミングだと思います。